コシヒカリBLと従来品種の違い

コシヒカリBLをご存知でしょうか?

inaho

コシヒカリBLとは戻し交雑育種法による品種改良された、いもち病に抵抗性を 持つコシヒカリです。
BLとは、いもち病抵抗性系統の意味であるBlast resistance Lines(ブラスト・ レジスタンス・ラインズ)の略。

 平成17年から県内に一斉導入され、平成20年産の作付けもBLが殆どの様です。

そんな事で当店はコシヒカリのBLと従来品種を比較してみました。

比較したのは当店と契約栽培されている生産者さんの田んぼで出来たコシヒカリ。
同じ施肥設計で栽培してもらったものを同じ条件で炊飯後、試食しました。

結果は旨み、甘みの点で従来品種「コシヒカリ」の方が、「コシヒカリBL」より美味しく感じる意見が多かったです。


BLに関しては「粘りはあるが味がアッサリしていて旨みが抜けた様な食感」 と言う意見もありました。

当店の社員もお米を作る生産者なのですが同じような事を言っていますし、BLを始めて作って親戚に配った時は、
「これって今まで貰っていたコシヒカリ? なんか味が違うね!」
と言われたそうです。

また、ある団体が東京で行ったモニターテストの結果では8割のモニターが、従来の品種より「おいしい」もしくは「ほぼ同等」と言う意見でした。

しかしながら、消費者から従来品種の「コシヒカリ」に比べ「味が違う」 「甘みが足りない」などの声が寄せられているのも事実です。

bl02 「コシヒカリBL」は流通段階では「新潟産コシヒカリ」として扱われるため、 一般消費者が「コシヒカリBL」の名前を目にすることはほとんどありません。

現在、新潟県で作付けされるほとんどのコシヒカリがコシヒカリBLであり、従来品種を小売店などで入手するのは困難になっております。

これは消費者の皆様に対して情報隠しとして思われても不思議ではありませんね。 (2008年5月現在)

井上米穀店では、厳選された従来品種の新潟産コシヒカリを多数扱っております。是非お試しください。